第26号(2017)投資紛争解決制度の再考察/国際カルテルと東アジア競争法の域外適用/自由論題

投資紛争解決制度の再考察―WTO紛争解決・国際商事仲裁との比較が与える示唆

  • 座長コメント(河野真理子)
  • 石川知子「投資仲裁における効果的解釈原則―WTO紛争解決が与える示唆」
  • Anna De Luca「Investor-State Arbitration as a ‘Sub-System’ of State Responsibility」
  • 高杉直「国際投資仲裁判断の執行国際商事仲裁との比較」

国際カルテルと東アジア競争法の域外適用

  • 座長コメント(土田和博)
  • 泉水文雄「競争法の国際的適用・国際礼譲・国際的二重処罰競争法の域外適用とその課題日本法について」
  • Oh Seung Kwon「Extraterritorial Application of Monopoly Regulation and Fair Trade Act in Korea」
  • Xiaoye Wang and Qianlan Wu「International Cartels and the Extraterritorial Application of China’s Anti-Monopoly Law」

自由論題

  • 高橋恵佑「サービス貿易規律における最恵国待遇原則」
  • 杉浦保友「DPA(Deferred Prosecugtion Agreement)(訴追延期合意)、いわゆる交渉による企業犯罪の解決について英米の制度比較」
  • 平見健太「国際経済法の果たす役割の模索 WTO紛争処理におけるmeasure概念の展開―国際通商における「法の支配」の射程」