第27回研究大会(2017年10月15日(日)、一橋大学)

午前の部
セッション(I) 自由論題 座長 法政大学教授 森田 章夫
(1) EUカナダ包括的経済貿易協定の批准と国際経済法、EU法及びベルギー法(長崎大学准教授・慶應義塾大学主任研究員 東 史彦)
(2) EU国際不法行為法における当事者自治の部分的排除(明治大学専任講師 福井清貴)
(3) 植物検疫上の紛争解決における制度選択-WTO/SPS協定とIPPCの紛争解決制度の選択(農林水産省国際研究専門官 舟木康郎)

セッション(II)  WTO上級委員会のマンデートを再考する-張勝和委員再選問題を契機として-  座長 横浜国立大学教授 荒木 一郎
(1) WTO上級委員再任拒否問題を再考する―司法化の進展とその政治的統制の相克―(北海道大学教授 伊藤 一頼)
(2) WTO上級委員会における『判例』形成プロセス―国際紛争処理手続との比較分析―(神戸大学教授 玉田 大)
(3) WTO上級委員会による『訴訟経済』の行使の機能―falseか否かの境界線から―(経済産業省参事官補佐・弁護士 清水 茉莉)

午後の部 共通論題 国際通商法秩序の現状と将来を考える
座長 東京大学教授 中川 淳司
(1) アジア太平洋における地域的な通商法秩序の構築に向けて(みずほ総合研究所主席研究員 菅原 淳一)
(2)米国トランプ政権の通商政策と日本の対応(高崎経済大学教授 梅島 修)
(3) Brexitと英EU通商交渉の行方(早稲田大学教授 中村 民雄)
(4) 国際通商法秩序の将来に向けた日本の取組み(経済産業省参事官 西脇 修)